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レポート:3月23日(水)開催「NAGOYA Open Innovation Day」にて代表矢上が登壇しました




名古屋市が取り組むオープンイノベーションに関する報告会「 NAGOYA Open Innovation Day」が、2022年3月23日(水)に開催されました。このイベントは、名古屋市主催のプログラムである「Hatch Technology NAGOYA」(先進技術社会実証支援事業)と、「NAGOYA Movement」(スタートアップ共創促進事業)の事業成果についての報告会です。

NAGOYA Movement」成果発表会の中で、当社との共創企業として多大なご支援を賜りました東邦ガス株式会社様の発表の際に貴重な時間をいただき、当社代表矢上が「MYTi」についてのピッチを行いました。


(学び舎mom株式会社代表 矢上清乃)


開催情報

開催概要

【開催名】NAGOYA Movement最終報告会

【会期】2022年3月23日(水)15:30~17:00

【会場】オンライン

【主催】名古屋市経済局イノベーション推進部スタートアップ支援室

開催内容

◇開催挨拶 /「NAGOYA Movement」事業紹介

◇最終報告会

①  イビデン株式会社

②  東朋テクノロジー株式会社

 新規事業:CREAiTE 関連企業:株式会社SKYDISC

③ 株式会社日本高熱工業社

 新規事業:炉プラス

④ 東邦ガス株式会社

 新規事業:ミタスケア  関連企業:株式会社LINK

 新規事業:MYTi  関連企業:学び舎mom株式会社

 新規事業:高効率農業  関連企業:株式会社TOWING

⑤ 新日本法規出版株式会社

◇総評

【コメンテーター】

・田淵 良敬氏:株式会社Zebras and Company 共同創業者 / 代表取締役  一般社団法人東京ゼブラズ・ユナイト共同創設者 / 代表理事

・坂本 晋悟氏:IDATEN Ventures / ベンチャーキャピタリスト

【JellyWare株式会社】

・崔 熙元氏

【名古屋市】

・鷲見 敏雄氏:名古屋市経済局イノベーション推進部 

・中田 英雄氏:名古屋市副市長 

       


◇閉会挨拶

NAGOYA Movement」の成果発表会での東邦ガス株式会社様の発表にて、当社学び舎momと共同実証実験中である「MYTi」の成果報告をしていただきました。

「MYTi」は主に出産育児でキャリアを中断している女性たちのスキルを活用する業務受託システム。一時的にフルタイムで働くことができない女性たちを再教育、チーミングすることでビジネスの一線で活躍できる人材に育成し、将来的にはフルタイムでの復職をサポートするという取り組みです。

「MYTi」の求人には、当初300名を超える応募があり、基礎教育、応用教育を行いながら15名のスタッフを選抜し、最終的には6名のPM(プロジェクトマネジメント)人材を中心にチームを編成しました。現在は各PMを中心としたチームごとに、実際の企業様からの業務を受託しています。

この実証実験の課題としては、次のようなことがあげられました。

・発注企業様に対して具体的なメニューと強みを提示できると良かったということ

・採用した人材の教育方法

・PM(プロジェクトマネージャー)人材の発掘方法

・プロモーション方法




東邦ガス株式会社嶋野純氏から以上のような報告がされた後、貴重な時間を頂戴し、当社矢上より学び舎mom「MYTi」についての紹介、この事業にかける想いやお世話になった方々への感謝を述べさせていただきました。




報告の最後には、コメンテーターから「スタッフの女性達にコミュニティーの場とモチベーションを維持できるようなサポートを提供できると、今後さらに良いサービスになるのではないか」「とても面白い取り組みだと思い、興味深く聞かせてもらいました」といった力強い応援の言葉もいただくことができました。

(株式会社Zebras and Company田淵良敬氏/IDATEN Ventures坂本晋悟氏)


事務局からの全体的な総評では、初めにJellyWare株式会社崔熙元氏より、事業会社とスタートアップで新規事業を作り上げる中で、調整・アウトプット・数字を作ることを徹底していただくと良いのではないか、というご意見をいただきました。


(JellyWare株式会社 崔 熙元氏)


次に、名古屋市の鷲見敏雄氏より、二年間の事業会社とスタートアップとの共創を活かして、次のイノベーションの好事例を作り出せたら嬉しいですと激励の言葉をいただきました。

(名古屋市経済局イノベーション推進部 鷲見敏雄氏)


最後に名古屋市副市長中田英雄氏より、今まで名古屋という場所ではスタートアップベンチャー企業が誕生しづらかった土地柄でしたが、こうした取り組みを通じて、これからはもっとスタートアップが成長できるような魅力ある都市になるようにしたいというお言葉をいただきました。



(名古屋市副市長 中田英雄氏)


まとめ

「NAGOYA Movement」は、東邦ガス株式会社様のような大手企業である事業会社と、当社のようなスタートアップ企業との共創を促進し、新たなビジネス領域を創造するため名古屋市が主催したプログラムでした。

スタートアップ企業にとっては、どの新規事業も事業会社のサポートがなくては実現困難であったであろうということはもちろんですが、事業会社にとってもまた、スタートアップ企業と共に一つの事業を共創する中で多くの発見を得たという感想を、この報告会の中で幾度となく聞くことができました。さまざまな摩擦が生じることも少なくはなかったものの、事業会社・スタートアップ企業ともに想定以上に多くの成果を得ることができたようです。

大企業とスタートアップ企業とでは、事業規模、スピード、文化といったさまざまな違いが顕在しますが、今後はそうした違いを乗り越え、「大企業×スタートアップ」で共創することにより、さらに多くの新しいビジネスモデルを構築できる可能性があるのではないかといった未来を予感させる報告会でした。



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